専安連の通常総会、災害ゼロへの強い決意で

2005年度安全優良者表彰式も 大阪建設専門業安全協力会連合会（専安連、渡辺睦翁会長）の「第47回通常総 会」が22日、大阪市中央区の建団連会館で開催され、2006年度事業計画などの 各議案を承認した。
14時から始まった総会には、元請各社の協力会代表ら約50人が出席した。議事に先立って挨拶した渡辺会長 は、建設業を取り巻く厳しい経営環境とともに、2005年の大阪府下における建設業の死亡災害が前年に比べ大 幅に増加したことを報告。そして、専安連としては「災害ゼロへの強い決意を持ち、現場の第一線で働く作業 員の目から見た、より実践的な安全管理活動を推進していきたい」と力強く挨拶した。また、渡辺会長は本格 的な夏の到来とともに心配される熱中症の防止策として、専安連などが普及に努めている「日除けたれ」の各 現場での活用を呼びかけた。 引き続いて議事へと移り、2005年度決算報告などの各議案をいずれも可決、承認した。このうち、2006年度事 業計画では?足場作業主任者技能講習会、職長・安全衛生責任者教育講習会?建設業物故者追弔法要（建団連 との共催）?大阪労働局との安全衛生研修会ーなどを行う。また、総会終了後には「2005年度安全優良者表彰 式」が行われ、元請協力会に所属する会社から４４人が受賞した。 表彰式では、渡辺会長から各受賞者に賞状が贈られるとともに、来賓を代表して大阪労働局の藤井龍一郎・労 働基準部長、建設業労働災害防止協会大阪府支部の梅津豊・副支部長、社大阪府建団連の北浦年一会長の各氏 から祝辞が寄せられた。 【写真：専安連の通常総会】
2006年06月27日