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関西国際空港第2滑走路オープンによせて

◇◇◆ 関西国際空港?・関西国際空港用地造成? ◆◇◇         代表取締役社長 村山敦 本日8月2日、第2滑走路がオープン致しました。国際空港のグローバルスタ ンダードであります、4、000?級の複数滑走路に完全24時間運用の国際 拠点空港として、関西国際空港が新しいステージに入っていきました。   2期工事の用地造成事業及び第2滑走路の建設が、これまで円滑に推進出来ま したのは、地元自治体や経済界、国会・地方議会の方々、建設事業関係者、航 空事業関係者、なによりご利用される方々の賜物でございます。この場を借り まして御礼申し上げます。 振り返ってみますと、開港後、2年を満たない平成8年6月に関西国際空港用 地造成会社が設立されました。 環境アセスメントや漁業補償交渉、公有水面埋立免許手続き等を経て、平成1 1年7月に工事着手を致しました。
17年9月には、第2滑走路限定供用部の用地造成を完了し、それを受け10月に第2滑走路の地上施設の建 設を開始し、今日に到りました。   この間、当プロジェクトは幾多の困難に直面してまいりましたが、その都度、多数の皆様の力強いご支援、ご 尽力によりまして切り抜けることができ、また、大幅な事業費の縮減を図りながら、無事故・無災害で必要な 工事と供用開始の手続きを全て完了し、今日の日を迎えることができましたことは、私共にとっても大きな喜 びであり、感慨無量でございます。   ここに改めて、2期事業に携わられた数多くの先人のご苦労を胸に深く刻みつつ、スケールアップを致します 関西空港をフルに活用して、関西地域のとともに大きく発展すべく、我々の全力を傾注する決意を新たにする 次第でございます。   人類の英知を結集し、世界初の本格的海上空港という壮大な夢に挑戦し、これを現実なものとした関西国際空 港は、この第2滑走路オープンを契機として、今また、新たなステップを踏み出そうとしております。   世界に目を向けますと、経済のグローバル化や国際観光交流の飛躍的な拡大を背景に、アジアを成長センター とした人流、物流のビッグバンが着実に進行しております。四方を海に囲まれた日本にとって、国際空港はま さにわが国が、今後とも持続的な成長を続けていくための生命線と言っても過言ではありません。   折りしも今年5月、政府がとりまとめました「ゲアジアートウェイ構想」においても、日本初の完全24時間 空港となる関西国際空港をわが国を代表する国際拠点空港と位置付け、国際競争力強化の観点から財務構造の 抜本的改善や2期島における国際物流施設の整備などを検討し、空港機能のフル活用を図っていく必要性が明 記されております。   関西国際空港におきましては、新しい時代の潮流をしっかりと受け止め、充実したアジアとの航空ネットワー クや完全24時間空港という強みを最大限に活かしながら、関西とアジア・世界をつなぐゲートウエィ空港と して、競争力のある国際貨物ハブ空港として、この2つの空港像を目指して、ダイナミックな空港経営を展開 してまいりたいと考えております。   今後とも、空港の安全確保や環境保全に万全を期すとともに、利用者本位の施設運営やサービスの確保にたゆ まぬ努力を続け、お客様第一主義に立った、「使いすく、来て楽しい空港」の実現を図るため、最大限の努力 を行ってまいります。皆様方のさらなるご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
2007年08月03日
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