大阪市庁舎の屋上緑化施設 市民・企業に公開

５月２日から11月28日  大阪市は本庁舎の屋上緑化施設を、昨年度に引き続き市民企業に一般公開する。期間は５月２日から11月28 日までの毎週火・金曜日。14時から16時まで（休日の場合は中止）。受付は１階エレベーターホール前。係 員が案内する。事前予約は不要。 屋上緑化はヒートアイランド対策でも有効な施設として市街地の建設物で増え、また、企業の研究開発も進 んでいる。 市本庁の屋上緑化は、修景ゾーンに位置付けている「南ブロック」と、自然ゾーンに位置付けている「南ブ ロック」に分けて整備緑化率は地上部も含めて敷地全体の21.4％となっている。 南ブロックは明るく開放感があり、修景面に配慮した花や地被、芝生を配し、安らぎを創出。北ブロック は、鳥や昆虫などが飛来・生息できるよう、実のなる木や野草類などを植栽している。屋上全体では中高木 37種144本、低木22種1,345本、地被44種4,660株を配置。北に野草地100?、南に芝生100?、また、北・南・ 東南にテラス広場を設けている。 この屋上で2005年度調査ではｍヒヨドリ、メジロ、ハクセキレイ、モズなど７種類の鳥類、モンシロチョ ウ、ニホンミツバチなど140種類の昆虫類などが確認されているという。

2008年05月07日