ヴィアイン新大阪ウエストの違反是正計画に基づく改修工事完了
◇◇◇◆ 大阪市が必要保有水平耐力を確認、発表 ◆◇◇◇ 大阪市住宅局は26日、姉歯元建築士による構造計算書の偽装事件が発覚し、建築基準法上の耐震補強が不足 していることが確認された、?JR西日本デイリーサービスネットが所有する「ヴィアイン新大阪ウエスト」 (大阪市淀川区宮原4)の違反是正計画に基づく改修工事がこのほど完了した、と発表した。 ヴィアイン新大阪ウエストの用途はホテルで、RC造地上11階建て延べ8,964.22平方?の規模。1 7年12月12日に建築基準法上必要な耐震強度が確保されていないことが発覚され、18年7月4日に大阪 市は同社から受け取った違反是正計画書を適法と認め、同社に対して「違反是正計画に基づく改修工事の実施 について」の通知を行い、同月10日に同社は違反是正計画に基づく改修工事に着手した。 改修工事は1階、2階、3 9階、10階で耐力壁の新設、既存耐力壁の増厚、既存梁の補強、スラブ(床版 )の増設などが施された。工事完了後、必要保有水平耐力への保有水平耐力の割合は0.73 1.27Qu /Qunから1.08 1.49Qu/Qunへ是正された。 同局・監査課は工事の進捗に応じて完成までに中間検査を3回実施した結果、法第12条第5項に基づく報告 内容と現場が建築基準法令の規定に適合することを確認したため、26日付けで同社への「違反是正計画に基 づく改修工事の完了について」の通知を行った。
2007年01月02日
2007年01月02日
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