火薬類管理者講習会 盗難・事故防止などをテーマに

５団体合同安全公害対策関西支部（友廣康二支部長）は16日、大阪市中央区のエル・大阪（大阪府立労働セ ンター）で「火薬類管理者講習会」を開催した。この講習会は、火薬類保安管理の充実を図り、各現場での 効果的な保安教育を実施してもらうことを目的としたもので、当日は会員各社の火薬類担当管理者、新規保 安責任者ら約100人が参加し、各講師の話を聞いて理解を深めた。 講習会ではまず、関西支部火薬類対策部会の安藤保雄・部長会が挨拶し、パトロールなどを通じて各現場の 火薬類管理基準のレベルが向上していることを報告した後で「今後も火薬類の厳正、かつ適切な管理をお願 いしたい。そして、本日の講習会で学んだことをそれぞれが明日からの自主管理活動に活かしてほしい」と 呼びかけ、講習会の成果に期待を寄せた。講習会で行われたテーマと講師は次の通り。 ▽火薬類消費現場の自主基準について（改正点・点検表管理のポイント） ５団体合同安全公害対策本部火薬類対策本部会・田中敏参事 ▽「火薬類消費現場点検表の説明、火薬類護受消費許可申請時行政指導調査表（近畿２府５県）改訂版説明 関西支部火薬類対策部会・中川喜樹専門委員 ▽火薬類の盗難防止びついて 大阪府警察本部生活保安部保安課鉄砲火薬第２係長・中尾太警部補 ▽火薬類事故防止について 兵庫県企画県民防災企画局産業保安課火薬電気係・三澤卓司課長補佐兼一般ガス・火薬・電気係長 ▽火薬類の消費現場における保安管理の実態について 大林組・飛島建設特定建設工事共同企業体石榑工事事務所・林下敏則所長。

2008年10月22日