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ASRリチウム工法協会「第3回定期総会」開く

 さらなる普及目指す  アルカリ骨材反応(ASR)によって劣化したコンクリート構造物補修工法であるA SRリチウム工法の普及拡大を目指すASRリチウム工法協会(会長=齊藤久克・ (株)鴻池組常務取締役)は3日、第3回定期総会を大阪市中央区の極東興和(株) で開催し、2007年度事業報告、2008年度事業計画など各議案を審議、いずれも満場一 致で承認・可決し、役員改選では齊藤会長の留任ならびに副会長に土屋英治・極東興 和技術本部副本部長が選出された。 挨拶に立った齊藤会長は、「今は高度経済成長期に建設された構造物の多くが経年劣 化に伴う予防保全を必要としている段階」だとし、コンクリート構造物の維持管理の 重要性がますます高まっていることから「ASRに対する延命化技術である本工法の さらなる普及に努めたい」と今後の抱負を述べた。
同協会では、今年度の主な活動に各発注機関やコンサルタント会社への技術プレゼン、各種展示会等での展 示、「コンクリート構造物の劣化に関するフォーラム」を東京等で開催するほか、広島県で現在施工中の同 工法の現場説明会をあげている。また同工法はASRのほか塩害対策としても有効であり、NETIS(新 技術情報提供システム)への登録内容の更新を行い、塩害対策やASR・塩害の複合劣化対策技術としても 普及させたいとしている。
2008年06月13日
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