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西日本高速道路、太陽光発電設備のの運用開始

 高速道路で日本最大規模  NEXCO西日本関西支社(牧浦信一支社長)は11日、名神高速道路吹田I C(上り線オフランプ付近)に設置したNEXCO3社で最大規模の太陽光 発電設備(約100キロワット)の運用を開始した。CO2削減への取り組みの 1つとして高速道路の維持管理用電力の一部として導入したもので、10時か らは関係者約40人が出席して運用開始式が催された。
CO2の削減の貢献 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 京都議定書(2005年2月16日発行)で我が国が世界に約束した目標である「温室ガス6%の削減」を実現す るための国民的プロジェクトであるチーム・マイナス6%の一員である西日本高速道路(株)では、CO2 削減への取り組みの一つとして、高速道路の維持管理用電力の一部にクリーンエネルギーの代表である太陽 光発電設備を導入した。 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構との共同研究事業として名神高速道路吹田ICの上り線 オフランプ付近(吹田市清水4156番2、万博記念公園運動広場隣接地)に設置した太陽光発電設備の規模は 約100キロワット(太陽電池パネルサイズ145m×5m)で、NEXCO3社で最大規模を誇る。また、西日 本高速道路(株)では、今後も休憩施設など様々な場所で太陽光発電設備をはじめとするCO2削減策に取 り組んでいく。 それへの先駆けとなる太陽光発電設備の運用開始式は10時から関係者約40人が出席して催され、最初に牧浦 信一西日本高速道路(株)関西支社長が「関西支社では、温室効果ガスの排出量削減の取り組みについて、 新規ネットワークの早期開通、渋滞対策などにより積極的に取り組んでいる。本日、運用を開始することと なった太陽光発電設備は、高速道路においては日本最大規模であり、最大出力100キロワットの発電を行うも の。今後とも、NEXCO西日本は、『チーム・マイナス6%』、『ECOーROAD』の一員として、積 極的に地球温暖化防止対策に取り組み、社会的責任を果たしていく」と挨拶。引き続いて中根正治西日本高 速道路(株)関西支社吹田管理事務所長が工事の経過を報告した。 メインセレモニーとなる火入れを行ったのは、牧浦関西支社長、岡上茂樹近畿管区警察局広域調整部高速道 路管理者、大北英生大阪府警察本部交通部高速道路交通警察隊隊長、久保田圭司日新電機(株)産業交通営 業部部長ならびに福永正夫西日本高速道路(株)関西支社吹田管理事務所施設担当課長の5氏。モニターで 発電を確認した出席者からは期せずして拍手がわき起こり、運転開始式はとどこおりなく終了した。
2008年03月13日
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