エコデザインネットワーク「総会記念フォーラム」開催
同提案は ?環境を国家戦略へ(2050年までに温室効果ガスの排出量を80%削減することを国家最高目標とする) ?環境の可視化 ?環境の経済化、市場化 ?環境イノベーションの振興 ―の4点で、山本教授は「日本にはこれらの目標を達成できる潜在能力があるはず。日本の力量が試されて いる時であり、技術・社会の革新が求められている」と話し、人間活動が原因の地球温暖化が起こっている と結論づけたIPCC第4次レポートについて「日本人はレポート発表の後も海外で温室効果ガスを撒き散 らし、まったくその気になっていない」と言及した。 山本教授は他にも、世界で発表されている最新の数値データなどを示しながら「日本は今、重要な局面を迎 えている。明治維新をやるつもりで社会構造を変革すべき。失敗すれば未来はない」とし、新しいビジネス モデルの提案などを求めた。 フォーラムではこの後、菅原正孝・大阪産業大学人間環境学部学部長による「水環境の浄化による温暖化防 止」、鈴木克彦・京都工芸繊維大学准教授による「サスティナブルハウジングによる地球温暖化防止」、池 上理事長の「今こそエコデザインCO2 30%削減に向けて」の3講演が行われた。
2007年05月28日
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