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「水都大阪2009」09年夏から秋に実施

◇◇◆「川に浮かぶ都市・大阪」を官民一体で世界に発信◆◇◇ 大阪市、大阪府、経済団体らで構成する水都大阪2009実行委員会はこのほど、水の回廊を活用した「水都大 阪」再生の街づくりムーブメントを創出する「水都大阪2009」の基本計画を決定した。中之島公園整備や八 軒家浜整備、京阪中之島線開通など、水の都大阪のシンボル的な場所の中之島の整備が完了し、淀川改良工 事竣工から100年を迎える2009年の夏から秋の1から2か月間、3つのプロジェクトから成る多彩な事業を展 開。2009年を街づくり活動のスタートの年として位置づけ、「水都大阪」を世界に向けて発信する。今後 は、同計画に基づき、花と緑・光と水懇話会によって設立された同実行委員会で実施計画を策定する。事業 規模は約30億円。 テーマは「川に浮かぶ都市・大阪」。プロデュサーとして、アートディレクターの北川フラム氏(アートフ ロントギャラリー代表)と大阪市立大学大学院の橋爪紳也教授が当たり、総合アドバイザーとして建築家の 安藤忠雄氏が就任。行政・経済界・市民が一体となって、「水都街なみプロジェクト」「舟運プロジェク ト」「リバーウォークプロジェクト」の3つのプロジェクトを設定し、水都大阪の力を世界に向けて発信す る。 具体的に「水都街なみプロジェクト」は、内外のアーティストを媒介に、新しい水都大阪の街なみを創出し ?川・水辺・橋を中心とした作品展開による「水の都・大阪」の再発見・発信 ?既存の都市資産を活用した「歴史都市・大阪」の再発見・発信 ?都市インフラ整備への参画による機能性をもった恒久的な作品により質の高い「都市資産」を生み出す また、アーティストと市民の交流や協働により、協働制作やシンポジウム、ワークショップなど、様々な活 動を展開する。 「舟運プロジェクト」は、水の回廊エリア全体で様々なクルーズを行い、川の賑わいを取り戻し、川を楽し む「(仮称)大阪シティクルーズ」という新しいブランドづくりを目指す。「リバーウォークプロジェク ト」は、中之島公園や八軒家浜で整備される水辺の遊歩道に沿って、市民・企業・団体・行政などが実施す る川と川辺を活用し楽しむソフト・ハード事業を進め、それらを巡るリバー・ウォークを行い、水辺の賑わ いをつくり出し、川を活用し楽しむ新しい大阪の魅力を創出する。 このほか、テーマに合う既存・新規事業などをこの時期に中之島周辺に集中させ、街づくりムーブメントの 底辺を広げるとともに大阪の魅力を内外に発信する。

2007年05月10日
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