ＪＲ神戸線の西宮・芦屋間に新駅「さくら夙川」駅完成

ＪＲ神戸線の西宮・芦屋間に建設を進めていた新駅「さくら夙川」駅が完成し、18日に開業した。桜の名所と して知られている夙川から至近距離の兵庫県西宮市字安井に位置する新駅は、１面２線の島式ホームで、延長 は八両対応の165ｍ。地平駅舎（約500?）は、「自然のうるおいを感じられる駅」を基本コンセプトとしてデ ザインし、連続する波状の屋根で夙川の流れを表現するとともに、駅舎の壁には夙川公園の桜をイメージカラ ーとして取り入れている。 地域のシンボルとして強い愛着をもって受け止められている「さくら」を新しい駅にも冠することで、地域住 民から愛され、親しまれるとともに、「桜の夙川」のイメージ・知名度の向上にもつながることを願って「さ くら夙川」とネーミングされた新駅には、平日308本、土休日288本の普通電車が停車し、大阪・京都方面、三 ノ宮・姫路方面への利便性が大きく向上する。なお、「さくら夙川」駅の開業に併せ、ＪＲ神戸線「西ノ宮」 駅の名称を「西宮」駅に改称。これは、西宮市内には、駅名に市名を含む駅が四駅あるが、このうち「西ノ 宮」駅だけが市名と異なる表記となっており、全国からの来訪者などに対してできるだけ分かりやすい案内を 行うために市名と同じ表記にしたもの。

2007年03月20日