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建築業協会、BCS・VE発表会を開催

◇◇◆躯体工事の省力化など◆◇◇ (社)建築業協会(野村哲也会長)は1日、大阪市西区の建設交流館で「2006年度BCS・VE発表会」を開 催した。社大阪建設業協会らの後援。この発表会は、VE活動の事例発表及び現状について深く検証を試みよ うとするもので、当日は会員各社の代表ら約200人が参加し、講演やVE事例発表が行われた。 冒頭、主催者を代表して挨拶した建築業協会の吉野洋一・専務理事は、発表会開催の趣旨を説明した後で「国 土交通省による公共工事コスト縮減対策や品確法の施行、総合評価方式の導入などにより、VEの一層の拡大 と定着が求められている」と現状を分析。そして「より良い物をより安く提供することは社会的使命であり、 市場競争社会の原理でもある。そのためにもVE活動に対する理解を促進し、さらなる能力の向上に努めるこ とが必要。この発表会が実りあるものとなり、皆さんの今後の活動に役立ててほしい」と発表会の成果に期待 を寄せた。 続いて、近畿地方整備局の仲江肇・営繕部営繕調査官が「総合評価制度における技術提案について 近畿地方 整備局の取り組み 」をテーマに基調講演を行った。 この中で仲江調査官は「官庁営繕工事の品質確保の促進」について話を進め、品確法の基本方針の概要や総合 評価方式の種類と技術的審査の流れ、技術評価点数の設定の考え方、工事成績評定点の活用例などを説明。こ のうち、総合評価方式の種類として簡易型、標準型、高度技術提案型について事例などを紹介した。 引き続き、VE事例発表へと移り、「EV研究棟におけるVE」(基礎の形状変更)など7件について活動概 要や成果などが発表された。 それぞれのテーマと発表者は次のとおり(敬称略)。 ▽EV研究棟におけるVE(基礎の形状変更)  =(株)大林組・入江真吾 ▽集合住宅におけるVE(躯体工事の省力化)  =前田建設工業(株)・下司隆二 ▽学校におけるVE(同)           =清水建設(株)・大谷進吾 ▽事務所におけるVE(排水工事の簡素化)   =りんかい日産建設(株)・片山久末彦 ▽図書館におけるVE(外装工事の合理化)   =(株)淺沼組・北野秀幸 ▽学校におけるVE(改修工事の合理化)    =松井建設(株)・佐井繁雄 ▽集合住宅におけるVE(仕上げ工事の性能評価)=鹿島建設(株)・岡重学

2007年02月07日
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