公共工事施工体制の全国一斉点検へ
◇◇◆国交省が10月から11月にかけて実施◆◇◇ 国土交通省は、10月から11月にかけて稼働中の直轄工事を対象に公共工事の施工体制に関する全国一斉点 検を実施する。 この点検は、平成13年4月に施行された「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」(適正化 法)に沿って、毎年、上半期発注工事が本格化するこの時期に実施しているもので、今回が5回目。点検は期 間内に任意の実施日を定めて行う。 対象は、請負金額が2,500万円以上(建築は5,000万円以上)の工事。内容は基本点検として、 ?監理技術者などの配置状況 ?施工体制台帳の備え付け状況 ?下請契約の締結状況。 また一括下請の点検として、元請負業者の下請施工の関与状況など紛らわしい施工体系の点検、下請の 主任技術者の配置状況、下請の主任技術者へのヒアリングを実施する。 点検に当たって建設業法上、明らかな違反が認められた場合は適正化法第11条に基づき、許可部局へ通知す る。
2006年09月20日
2006年09月20日
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