日刊建設新聞社.com
ニュース | トピックス | 建設業株一覧 | マーケット情報 | 建設用語辞典 | 倒産情報 | 地図 | 建設業法
 
トップページ► トピックス

清滝生駒道路清滝区間、1.9kmを供用開始

清滝生駒道路(清滝区間)1.9?4車線拡幅、31日に供用開始 近畿地方整備局浪速国道事務所はこのほど、一般国道163号清滝生駒道路のう ち、清滝区間の東中野交差点から清滝トンネル西側までの1.9?の4車線拡幅 工事がまもなく完了するのに伴い、3月31日午後零時に供用開始すると発表し た。 【写真は中野高架橋】
清滝生駒道路は、大阪市、大阪府東部、奈良県北部、京都府南部などを連絡する延長5.3kmの幹線道路。沿線 開発や関西文化学術研究都市などによる交通量増加への対応、また、急カーブや急勾配による交通事故の解消 を目的として整備しているもの。1994年度までに東中野交差点から清滝トンネルの奈良側までの約3.6kmを暫 定的2車線で供用開始した。これにより急カーブの解消により交通事故は開通前に比べて半減したが、車の正 面衝突事後が95年に10件も発生した。さらに暫定的2車線であったため、交差する府道から奈良方面へのラン プが設置されておらず、交通事故を心配する住民からの苦情が多かった。   こうした背景のもと、今回の整備では、1.9kmの四車線拡幅と府道交差部に奈良方面へのランプを設置したも の。設計速度は毎時60?で、四車線の標準幅員は20m。工事は土工区間約1,300m、橋梁区間約600m(中野高 架橋)となっている。工事では、橋桁に使用した鋼材について錆止めのための塗装がいらない材料を使用し、 通常3種類の塗装を使用しなければならないところ1種類の塗装にして維持管理費を抑えなど、新技術の採用 でライフサイクルコストを減少しているのが特徴。開通による整備効果としては、交通事故の減少、生活道路 の通り抜け車両の減少などを挙げている。
2006年03月14日
▌トピックス
| Operation | 利用規則 | プライバシーポリシー | Connect |
Copyright c 2024 nikken-times.com All rights reserved.