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土工協関西「100万人の現場見学会」第2京阪上馬伏下部工現場で開催

 今宮高校の生徒が参加、施工・前田建設工業  (社)日本土木工業協会関西支部(友廣康二支部長)は19日、「100万人の市 民現場見学会」を大阪府門真市内で実施されている「第2京阪(大阪北道 路)上馬伏地区下部その他工事」作業所で開催した。同支部広報委員会が主 催したもので、今回は、大阪府立今宮高等学校の1年生10名が参加し、大型 橋脚などを見て回った。土工協の同見学会は、2005年11月に100万人を達成、 現在は第2ステージとして実施されている。 この工事は、門真市宮前地区から上下島頭地先で、第2京阪道路の自動車専 用道路と一般部の橋脚・橋台工並びに連続ボックスの基礎杭などを施工する もので、発注は近畿地方整備局、施工を前田建設工業関西支店が担当してい る。見学会では、初めに橋本哲男所長はじめ、作業所スタッフから工事概要 などの説明を受けた後、現場を見て回った。 現場では、橋脚部やボックスカルバート基礎、鋼管矢板部などをつぶさに見 て回った。特に躯体工事が行われている幅34.5m、高さ18.9mのP20橋脚 (門型橋脚)では、最上部に登り鉄筋の配筋作業を見学。また、GLマイナ ス37mまで打設された鋼管矢板部分では、「陸上工事での鋼管矢板は珍しい もの」などの説明を熱心に聞き入っていた。見学終了後の質疑応答では、工 事に関するもの以外にも、「この仕事は儲かりますか」「何故、建設業を選 んだのですか」などの質問が出されたが、スタッフ達は一つ一つ丁寧に答え ていた。
同作業所では、工事延長570mの区間に、鋼製橋脚基礎工七基、RC橋脚工七基、鋼矢板井筒基礎3基、橋台 工1基のほか、鋼管ソイル杭245本、鋼矢板96本、PHC杭58本を施工するもの。このうち、鋼製橋脚基礎工 五基と鋼矢板井筒基礎二基、各種杭工事は完了している。 工事は2006年3月に着工。現場は、国道163号線をはじめとする交通量の多い幹線道路や住宅に近接する都市 型施工となっているため、工事にあたっては細心の注意が払われている。現在の進捗率は約85%で、約18万 時間に及ぶ無事故・無災害記録を継続中。工期は今年12月初旬。
2008年06月24日
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