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神戸ハーバーランド煉瓦倉庫 景観形成重要建築物に指定

 神戸港発展の生き証人  神戸市はこのほど、ハーバーランド地区にある2棟の煉瓦倉庫を「神戸ハー バーランド煉瓦倉庫」として、神戸市都市景観条例に基づく景観形成重要建 築物に指定した。明治時代に建築された現存する希少な建築物であるととも に、市民の憩いの場ともなっていることから、今後、保全管理計画により外 観や周辺空間の保全に努め、高潮対策も講じていくとしている。 煉瓦倉庫は、明治30年(1897年)頃に、旧東京倉庫としてイギリス製煉瓦を 使用して建てられたもの。そのイギリス積みの外壁は、神戸港の発展を支え た建物として当時の姿を現在に伝えており、1990年には、その外壁等を保存 し、屋根と内部を改装してレストラン・店舗として再生された。倉庫は、ハ ーバーランドの水際にあり、周辺の水面や神戸港を背景とした赤煉瓦のコン トラストは、神戸港に鮮やかな景観を演出している。また、倉庫一帯は、旧 神戸港信号所から倉庫まで、海沿いに板張りのハーバーウォーク(ボードウ ォーク)が整備され、市民の憩いの場としても親しまれている。 今回の景観形成重要建築物の指定は、神戸市内に残る数少ない煉瓦造の歴史 的文化遺産として、「兵庫県近代化遺産(建築物等)総合調査」において特 に重要なものとされ、ハーバーランド都市景観形成地域の整備方針において も、歴史的な景観資源に位置づけられていることから指定されたもの。
保全管理計画では、建築等で、屋根と壁面は外観を特徴づける重要な要素として保全し、外壁・内壁の既存 煉瓦には新たな開口部を設けないように努め、それら保全・活用にあたっては、建物の方位や2棟の配置関 係、形態、色彩など意匠が近代化遺産である倉庫の特性を維持したいると認められるものとする―としてい る。 このほか外構に関して、建物に設置する公告物や看板等も必要最小限にまとめ、高さや規模、形態、色彩な ど意匠に配慮し、秩序ある景観形成を図ることとしている。また、現状の倉庫の敷地高(T・P+1・6 m)が、高潮対策に必要な地盤高を満たしていないことから、高潮による浸水対策を実施。実施にあたって は、水際と一帯となったみなと神戸らしい景観を損なわない範囲での対策を求めていく。 建物は、神戸市中央区東川崎町1−5−5に位置し、構造は外壁を煉瓦とした木軸小屋で補強鉄骨造の直接 基礎とし、南棟が延床面積925?、北棟同978?、外層壁は煉瓦積み総厚40?、屋根はガルバリウム鋼板瓦棒 葺き。
2007年12月06日
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