初めてアユの産卵場所を確認 近畿整備局大和川河川事務所
同河川事務所は、昨年の研究者による天然アユの湖上確認を受けて、河川管理者による調査で仔アユの流下 を確認。今年度も引き続き仔アユの流下調査を行うとともに、新たにアユの産卵場所の調査に着手してい た。 今回、アユの産卵場所が確認されたのは、河内橋間にある瀬の2か所。約25mと約8mの範囲にわたって卵 が多いのがわかり、個数(密度)は25?×25?四方の範囲に5から10個程度(最大15個)を確認した。ま た、発生段階の異なる卵が確認されたことから、この場所で異なる時期に複数回の産卵が行われているもの と考えている。 昨年9月に策定されたCプロジェクト計画2006でも「アユが100万匹のぼる川」を目指している。この目標達 成へ、同河川事務所は今後も住民と連携を深め。水環境の再生に取り組んでいく方針だ。
2007年11月29日
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