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清水建設大阪支店の安全大会 災害絶滅へ強い決意を

清水建設関西事業本部大阪支店(吉住英一支店長)と同支店取引業者災害防 止協議会の共催による「2007年度安全衛生推進大会」が12日、大阪市中央区 の大阪市中央公会堂で開催され、吉住支店長はじめ協議会各社の代表ら約750 人が参加して、安全への誓いを新たにした=写真。 大会では、初めに主催者を代表して吉住支店長が挨拶。吉住支店長は、重大 災害が発生した昨年を振り返り、「事故を真摯に反省し、強い決意で災害防 止に取り組まねばならない」とし、事故に対する社会の目は厳しくなってお り、安全第一は社会的使命だとした。
また、工事は法令を守って進めるものとし、「手順やルールを遵守し、プロとして自分の身は自分で守る自 己責任を確立してほしい」と述べ、地道に誠実に取り組むことが原点とし、「一人ひとりがやるべきことを 着実に実行し、人間尊重の理念の下、安全文化を醸成させ災害絶滅に取り組んでいく」と決意を語った。   次いで協議会の北浦年一会長が、建設業の原点は職人にあるとし、「安全の基本は職人を育てることであ り、安全で安心な現場はなく、それをつくるのが現場の力だ」と技術の伝承の重要性を指摘、店社と協議会 が力を合わせ取り組んでいこうと呼びかけた。 来賓祝辞では、大阪労働局の芦田圭介・安全主任専門官が、事故の発生要因として「墜落・転落に加え昨年 は解体工事でも多発した」と現況に触れ、今年度は建設業を最重要対象業種として重大災害の大幅減を目指 すとしながら、「安全管理は現場からで、見られていることを意識し、トップが安全への意欲を示し活動の 着実な実行と再点検をお願いする」と今後の取り組みに期待を寄せた。 大会ではこのほか、安全表彰と京都大学の古阪秀三工学博士と毎日新聞の福田隆記者による特別対談などが 行われた。
2007年06月14日
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