プロロジス、「プロロジスパーク大阪?」の開発計画に着手
大阪市港湾局の今回の募集では、舞洲地区における売却対象土地1号地(大阪市此花区北港白津1−1−22、 2万4,180.67?)、2号地(同、3万0,424.43?)について大阪港の物流機能を向上させ、また業務・商業機 能の充実や魅力ある空間形成に資する提案を求めていた。応募書類提出受付を3月2日に行い、二号地にプロ ロジスを含む2件からの計画提案を受け付け、計画審査委員会(委員長=土井勉・神戸国際大学経済学部教 授)による審査後、価格提案審査を経て同社が事業予定者に選定されたもの。なお、同局では今回提案がなか った1号地を対象とする開発事業者募集は2007年度に改めて公募するとしている。 プロロジスの提案によると、敷地面積3万0,424?、延床面積15万5,000?、地上8階建ての規模を有するサス ティナブル(持続可能)な自然環境保全型物流施設を計画。一般利用が可能なコンビニエンスストアやレスト ランなどの利便施設も設置する。土地購入希望金額は65億1千万円。総投資額は約250億円。 40フィートコンテナトレーラーが一階から最上階へ直接乗り入れできる大型ランプウエイを二期備え、作業効 率を最大限まで高める流通型物流センターとして設計され、風力や太陽光など再生可能エネルギーによる発電 や、長期メンテナンス・コスト低減のため金属製断熱外壁パネル、排気ガス浄化・ヒートアイランド現象緩和 機能を持つ車道やアイドリング防止用給電システムをなどを採用する。 土地売買契約締結後に開かれた記者会見でプロロジスの山田御酒・プレジデント兼日本共同CEOは「今後も サステナブルをスローガンに、周辺の企業や住民の方と共に、物流施設のプロバイダとして、また企業市民と して、舞洲地区のさらなる発展に貢献したい」と話した。なお、舞洲内で同社が開発または運営する施設は5 棟目、大阪府内では9棟目となる。 プロロジス http://www.prologis.co.jp/index.html
2007年04月05日
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