BSC関西、「毎日新聞社大阪本社ビル第2期工事」現場見学会開く
工事は1992年に竣工した既設建物(一期ビル・地下六階地上16階建て、延べ6万1,760?)の2階上部からS 造地上21階、延べ3万2,120?の増築建家工事、既設改修工事、機械駐車場設備工事、地下耐震補強工事、西 梅田地下道接続工事の五つの工事で構成。使用中建物の上での工事であるとともに、西側に阪神高速道路、北 側にはJRに近接、さらに上空110mの高さに三本のマイクロウエーブがあるため細心の注意を払い、タワー クレーンクライミングと鉄骨、外装工事を変則的に実施する。建築主は?毎日ビルディング。また、地下階で はすべて印刷・発送営業稼動中のため、新聞発行業務を毀損しない工法を採用する。 ▽鋼管に高強度高流動コンクリートを充填するコンクリート充填鋼管構造(CFT構造)▽座屈を拘束された 芯材が塑性変形を繰り返して地震時のエネルギーを集中的に吸収する座屈拘束ブレース、及び鉛直荷重を負担 せずに地震時の水平時に抵抗するよう設けた制震せん断パネル ▽PC構造 ――の3つが構造上の大きなポイント。 現場では、まずALC取付や設備先行配管が行われている21階、ガラス取付施工中の16階、7階のモデルルー ムなどを見て回り、参加者は スタッフに質問や写真撮影をしながら熱心に現場内を見学した。工期は2005年9月日から2007年7月31日。今 年9月15日には鉄骨建方が終了し上棟式を執り行い、工事は順調に進んでいる。進捗率は約65%。
2006年11月02日
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