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BSC関西、「毎日新聞社大阪本社ビル第2期工事」現場見学会開く

都心、制約多い中順調に進捗 (社)建築業協会関西支部(淺沼健一支部長)は27日、?大林組の施工によっ て工事が進められている毎日新聞社大阪本社ビル第2期(毎日インテシオ)工 事現場(大阪市北区梅田3−4−5)で現場見学会を開催した。見学会には、 会員各社の担当者ら25名が参加し、最盛期を迎えている現場内を見て回った。 見学会ではまず、同支部技術専門委員会の山内博記委員長が主催者を代表して 挨拶に立ち、「都心に位置し、制約が多い中での現場を見学することで有意義 な時間を過ごしてほしい」と見学会の成果に期待を寄せた。続いて設計監理を 担当する?日建設計の高矢義忠・監理部技術長が工事の基本方針や配置・構造 計画などについての説明を行った後、陣之内善行・工事事務所長ならびにスタ ッフが工事概要を説明した。 ※写真上:現場内のようす ※図下 :完成予想
工事は1992年に竣工した既設建物(一期ビル・地下六階地上16階建て、延べ6万1,760?)の2階上部からS 造地上21階、延べ3万2,120?の増築建家工事、既設改修工事、機械駐車場設備工事、地下耐震補強工事、西 梅田地下道接続工事の五つの工事で構成。使用中建物の上での工事であるとともに、西側に阪神高速道路、北 側にはJRに近接、さらに上空110mの高さに三本のマイクロウエーブがあるため細心の注意を払い、タワー クレーンクライミングと鉄骨、外装工事を変則的に実施する。建築主は?毎日ビルディング。また、地下階で はすべて印刷・発送営業稼動中のため、新聞発行業務を毀損しない工法を採用する。 ▽鋼管に高強度高流動コンクリートを充填するコンクリート充填鋼管構造(CFT構造)▽座屈を拘束された 芯材が塑性変形を繰り返して地震時のエネルギーを集中的に吸収する座屈拘束ブレース、及び鉛直荷重を負担 せずに地震時の水平時に抵抗するよう設けた制震せん断パネル ▽PC構造 ――の3つが構造上の大きなポイント。 現場では、まずALC取付や設備先行配管が行われている21階、ガラス取付施工中の16階、7階のモデルルー ムなどを見て回り、参加者は スタッフに質問や写真撮影をしながら熱心に現場内を見学した。工期は2005年9月日から2007年7月31日。今 年9月15日には鉄骨建方が終了し上棟式を執り行い、工事は順調に進んでいる。進捗率は約65%。
2006年11月02日
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