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錢高組、土木分野と建築分野でフォーラム開催

講演や施工事例の発表など (株)錢高組(錢高一善社長)は先月、全国7支店をテレビ会議システムで結 び「技術立社フォーラム」を開催した。 東京都千代田区の東京本社と大阪市西区の大阪本店を発表のメイン会場に、土 木分野と建築分野の2日に分けて行われたフォーラムには、全国で延べ約500 人の技術者、営業関係者等が参加。同フォーラムは、昨年度から技術部門だけ でなく、広く営業や管理部門にも参加を募り、全社的に討論する場とし、さら に土木分野と建築分野の2日に分けて開催したもの。 フォーラムの冒頭、錢高社長は「現在の建設業界は、技術力が特に問われる時 代となっている。このような時代に重要なことは、人材育成と技術の向上・継 承だ。自学自習、自己研鑽することによって、社員一人ひとりの資質・能力を 向上させ、より一層企業価値を高めることが大切。本日発表される開発技術、 保有技術を全社員が自分のものとして、全社的な技術力アップに繋げてほし い」と挨拶し、フォーラムの成果に期待を寄せた。
土木分野のフォーラムでは、午前中に「技術立社に関する各部門の取り組み」や「矩形掘削工法」の開発など 五編の講演が行われた。午後からは「契約後VEで進めたダム工事」をはじめ「旧管をオーバーラップしなが ら撤去する推進工事」、「全断面TBMによる長大斜坑掘削工事」など特殊技術、新技術を用いた工事の施工 事例6編の発表が行われた。 また、建築分野のフォーラムでは、午前中に博士論文「構造体コンクリートの強度推定方法に関する研究」の 講演に続いて、有望分野に着目した技術の研修として「建築用途に適した構造形式と設計事例」、「超高強度 コンクリートの性質と当社の技術・施工事例」など五編の社内講演行われた。午後は、特殊技術・新技術を用 いた施工事例として「焼却施設の解体撤去工事」、「大規模免震・リニューアル工事」など六編が発表され た。  土木分野、建築分野のフォーラムとも、全国の支店からテレビ会議システムを利用して活発な討議が行わ れ、最後に技術力の全社的な底上げと技術への飽くなき挑戦を確認して閉会した。 ※写真上:挨拶する銭高社長 ※写真下:フォーラムのようす
2006年10月24日
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