頼られる存在でありたい
インテリアコーディネーターの経験を経て、財住宅産業研修財団に入り、1986年12月から20年間、大阪事務所 長を務めた同財団を7月28日付けで定年退職した。その間、女性の視点、感覚を生かして、誰もが安全で安 心、快適な暮らしができるような住まいづくりのサポート活動に力を入れてきた。住宅支援センターの専務理 事を務めながらNPO法人・ひょうご新民家21副理事長、環境省地域協議会・関西住環境フォーラム21理事も 兼任している。 住宅支援センターの活動を中心に、大阪府住まいの評価・管理アドバイザーとして府民相談 などを展開し、消費者と住宅業者、行政、3者の架け橋として多忙な生活を送る。今後も、「工務店や大工の 持つ確かな『技』が次代に引き継がれるよう、しっかりとサポートしていきたい」と意欲を示す。 仕事をする上で、「前向きに」をいつも心掛けている。 趣味は陶芸と野菜のガーデニング。 ライフスタイルプランナー、福祉住環境コーディネーター、住宅メンテナンス診断士など多彩な資格を持ち、 勉強会の主宰、講演・セミナーの講師、執筆、ラジオ・テレビ出演など精力的に活動を行っている。「生涯現 役で」と語る鈴森さんの活躍が楽しみだ。 【文・写真 池上健史】
2006年08月11日
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