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大阪危険ゼロ先取運動推進大会、安全と健康を最優先に

2006年度の全国安全週間が展開されている3日、大阪労働局並びに各労働基準 監督署の主唱による「大阪危険ゼロ先取運動推進大会」が、大阪市中央区のエ ル・おおさかで開催され、関係者ら約800人の参加者は新たな決意で労働災害 の絶滅を誓い合った。社大阪労働基準連合会、建設業労働災害防止協会大阪府 支部らの主催。 大会では物故者に対する黙祷が行われた後、開会の辞に続いて、まず大阪労働 局の新島良夫局長が挨拶した。新島局長はこの中で、昨年は大阪が1982年から 2004年までの23年間にわたって続けていた労働災害全国ワースト1を返上する ことができたものの、死亡災害については5年ぶりに100人の大台を超えて102 人と残念な結果になったことを報告した。 そして新島局長は、今年6月を「死亡労働災害防止強化月間」と位置づけ、各 種啓発活動を展開したことを紹介した後で、それぞれの自主的な安全活動とと もに、労使が一体となった取り組みを要望。さらに、今年の全国安全週間のス ローガンを示しながら「リスクアセスメント等を実施し、労働者の安全と健康 を最優先する企業文化の確立をめざしてほしい」と呼びかけて挨拶を終えた。
また、主催団体を代表して挨拶した社大阪労働基準連合会の倉内憲孝会長も「各災害防止団体が一丸となり、 実効ある安全活動を積極的に推進していきたい」と力強く決意を示した。 この後も大会では、太田房江・大阪府知事や関淳一・大阪市長らによる来賓祝辞、安全表彰の受賞者披露、大 阪労働局労働基準部の伊藤秀一・安全課長による基調講演「死亡労働災害防止強化月間の実施結果等につい て」、大阪大学大学院人間科学研究科の臼井伸之教授による特別講演「21世紀の労働安全を展望する―ヒュー マンファクターの視点から―」などが行われた。 【写真上:エル・おおさかで開かれた大会】 【写真下:挨拶する新島局長】
2006年07月07日
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