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松下電工、「環境配慮型トンネル照明器具」の受注開始

トータルコスト大幅削減 松下電工(株)はこのほど、稼働初期段階や周囲温度に合わせて発生する余分 な明るさを抑制するランプ光束(トンネルセルコン)による省エネ性能や、6 万時間の長寿命、さらに解体の容易な構造による省資源効果を持つ「環境配慮 型トンネル照明器具」の受注を開始した。 山が多いわが国では、多くのトンネルを必要としているが、そのトンネルの照 明は1年365日、夜間だけでなく昼間も点灯するため、莫大なエネルギー消費 量となる。一方、地球規模で環境問題が注目される中、エネルギーの利用効率 の向上や省資源化など、省エネルギーに対する取り組みはますます重要になっ てきている。 同社では、こうした時代の要求に積極的に対応するため、長年培ってきた先進 技術を凝縮して「省エネ」「長寿命」「省資源」による徹底した環境配慮と、 それによるコストの大幅削減を実現した「環境配慮型トンネル照明器具」を開 発。主な特徴は?大幅な省エネとトータルコストを最大46%削減?6万時間の 長寿命?容易な解体で省資源化を実現し、有害物質を削減ーなど。タイプは六 タイプで、価格はスペシャルオーダー(個別対応)。今年度の販売目標は30億 円・3万台。
同社では今後、徹底した環境配慮に加え、器具費用と運用費用を合わせたトータルコストの大幅削減を実現す るトンネル照明器具として、一層の事業拡大をめざす。 【写真上:FHF32形×2タイプ】 【写真下:エバーライト50タイプ】
2006年06月14日
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